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特別試写会

特別試写会レポート
春との旅

『春との旅』の特別試写会はメトロポリターナと産経新聞で募集され、当日は30歳代から40歳代の方を中心にたんくさんの方にお集まりいただきました。
本作の主人公は、頑固な性格の元漁師・忠男(仲代達矢)と、その孫娘・春(徳永えり)。北海道の小さな町に暮らしていた二人は、春の失業をきっかけに、疎遠となっていた親類を訪ねる旅を始めます。兄弟らと再会する中で、避けてきた過去と向き合う忠男と、それを見守る春の関係を通して、現代社会のはらむ矛盾とともに「生きるとは何か」という映画のテーマが浮かび上がります。
上映後の参加者からは、「家族の絆を考えさせられた」「俳優の演技が素晴らしい」といった声はもちろん、国際映画祭への出品・受賞も多い小林政広監督が手がけただけに、作品の奥深さを評価する意見があちこちで聞かれました。
『春との旅』は5月22日(土)より全国ロードショー。ぜひ劇場に足をお運びください。

『春との旅』は5月22日(土)より全国ロードショー
STORY
その時、私の隣には誰がいるだろう――?大切な人と見たい、心震わせる感動作

北海道の片隅に暮らす老人・忠男。かつてニシン漁での一獲千金の夢を抱き身勝手に生きてきた男だが、今では妻に先立たれ、体を壊し、寂しい老後を送ってい る。そんな彼の面倒を見てきたのは、孫娘の春。だが彼女の未来を邪魔したくない忠男は、疎遠な兄弟たちを訪ね、自分を引き取ってほしいと頼みに行くことを決意する。兄には門前払いにされ、弟は刑務所の中、姉には叱られ…。家族を顧(かえり)みなかった人生のツケを否応なく突き付けられる忠男。だが、そんな 彼の隣にはいつも春がいた。

監督…小林政広
出演…仲代達矢、徳永えり、大滝秀治、菅井きん、小林 薫、田中裕子、
淡島千景、柄本 明、美保 純、戸田菜穂、香川照之
日 本/ 134分/2010年
配給…ティ・ジョイ、アスミック・エース

予告編

※「予告編」のボタンを押すと、別ウィンドウが開きます。
自動的に音声が流れますのでご注意ください。

COMMENT
深い台詞が胸に残りました

演技派の大好きな俳優さんばかりが出演していて、期待通りのいい映画でした。忠男は頑固でわがままな役柄なんですけど、なんだか憎めなくて。自分の父に似ているかも。(ETさん、MMさん)

おすすめ度
孤独感が伝わる演技に釘付けでした

旅を通して、おじいちゃんと孫の信頼関係が深まる姿が印象的でした。兄弟愛も含め、バックグラウンドに深いテーマがあるんだろうなと思わせる映画でした。(YIさん、MYさん)

おすすめ度
透明感のある映像に注目!

家族っていいなと、胸がきゅんとしました。クライマックスやラストシーンの感動は、一言では言い表せないですね。(Mさん、Eさん)

おすすめ度
日常的な音を使った演出も素敵

シリアスな作品と予想していたけど、ユーモアもあって、前向きに見られました。家族との関係を振り返りたいときにも、ぴったりの映画だと思います。(モモコさん)

おすすめ度
夫婦で見るのもおすすめ!?

ぐっとくる演技や人間くさい場面ばかりで、温かい気持ちになりました。兄弟愛など人と人との関係性がうまく描かれてますね。誰と見るかによってもいろいろな見方ができそう。(ケイコさん、inocaoさん)

おすすめ度
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m's cinema review
大切な人が隣にいてくれる、その幸せ

映画で泣くとなんだか負けた気になるという、我ながらひねくれた性格の持ち主ですが、そんな私が久々に号泣したのが本作です。
実をいうと、見る前は“自分の身の置き場を捜す老人と孫娘の旅路”というテーマが自分とは少し遠く感じ、地味な作品かもなあ、とも思っていました。でも、映画冒頭。憤慨しながら延々歩いていく老人とそれを追いかける真っ赤なフリース姿の孫娘、という印象的なファーストシーンで始まったふたりの旅に、一気に引き込まれてしまいました。
その後は仲代達矢さん扮するおじいちゃん・忠男の身勝手さにあきれ、振り回される孫娘・春ちゃんに同情し…かと思えば、子供のように一心不乱にごはんを食べ、お姉さんに怒られてしょげる忠男を可愛らしく感じたりと、ふたりの旅路に、思う存分一喜一憂してしまうことに。
ときに喧嘩し、右往左往しながらも続く忠男と春の旅。お金がなくても、明日どうなるか分からないとしても、大切な人が隣にいてくれる――。そんなふたりを見て、そうか、幸せってこういうことなのか、としみじみと感じ、気付けば映画後半は涙が止まらない状態に…。
小林監督の、淡々としながらも胸に迫る演出。その中で生き生きと動く主演の仲代さんをはじめとする役者の方々の演技が素晴らしいです。中でも個人的に一番惹かれたのが、並みいる豪華キャストに負けない存在感で春を演じた徳永えりさんでした。春と、香川照之さん演じるお父さんとの再会は、本作中で一番、鼻水が出るほど号泣してしまった場面です。
そしてラストシーン。私はあの最後を「なんて幸せなラストなんだろう」と感じたのですが、皆さんはどうでしょうか?

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『春との旅』でヒロインを演じた徳永えりさんが、今回の役作りについて語ったインタビューがご覧いただけます。
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