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February 2017 vol.170 2
働くオンナの救Q箱 いびき、なんとかしたい!
男性のみならず、女性だって“いびき”は悩みの種。
あなたも気づかないうちに、周りに迷惑をかけているかも…。
原因と対策を知って、健やかな睡眠を目指しましょう。

illustration:Haruka Toshimitsu
text:Hanae Inoue

  • Q1.どうしていびきをかくの?

    いびきは、鼻からノドの奥までの空気の通り道である、上気道(じょうきどう)から発生します。呼吸時に上気道が狭くなっていると振動が起き、雑音が発生。これがいびきの正体です。上気道が狭くなる原因は鼻づまり、舌や扁桃腺(へんとうせん)の肥大化、ノドの周囲に脂肪がつくことによる上気道の圧迫などさまざまですが、あごが小さかったり鼻の骨が曲がっていたりと、骨格が関係していることも。若い女性のいびきの原因は、骨格に起因することが多いといわれています。

  • Q2.いびきを放っておくとどうなるの?

    いびきが悪化すると、睡眠時に呼吸が止まる「閉塞性無呼吸症候群(へいそくせいむこきゅうしょうこうぐん)」を引き起こします。睡眠時に呼吸が止まったり不安定になったりすると、血圧や心拍数も乱れ、一時的な覚醒を繰り返して眠りが浅くなります。その結果、日中に寝不足や倦怠感(けんたいかん)を感じ、将来的には高血圧や糖尿病といった生活習慣病にかかりやすくなる可能性も。早めの治療を検討しましょう。

  • Q3.いびきを自覚することはできる?

    多くの方が、ご家族やパートナーに指摘されて、自分がいびきをかいていることに気づきます。自覚は難しいかもしれませんが、いびきや閉塞性無呼吸のサインはあらゆる場面で表れます。たとえば「起床時に口の中やノドが乾燥している」「疲れがとれない」「日中眠くなりやすい、または居眠りしてしまう」「集中力がない」…。これらの原因は睡眠時に十分な呼吸ができておらず、睡眠の質が低い可能性があります。このサインを基準に判断するのもひとつの手段です。

  • Q4.いびきの治療ってどんなことをするの?

    基本的には、空気の通り道を広げることが治療になります。まずはいびきの原因を探るべく、鼻とノドを粘膜や骨格から診察してくれる耳鼻咽喉科にいきましょう。視診や検査で状態を見極めたうえで、効果的な治療を探ることができます。鼻づまりによるいびきは、レーザーや高周波ラジオ波を用いた日帰り手術でほぼ解消できます。鼻づまりがない場合は睡眠時無呼吸の検査を。症状によっては他の診療科で受けられるマウスピース治療や外科的手術、ダイエット指導なども選択肢に。

  • Q5.自宅でもできるいびき対策を教えて

    口の周りと口腔内(こうくうない)の筋肉を鍛える、いびき体操がおすすめです。睡眠時に舌やノドの奥の筋肉がゆるみ、気道が狭くなることを防げます。舌を前に突き出す、口内でゆっくり回す、上へ持ち上げるといった動作のほか、口をすぼめたり口角を引き上げる動作を1日3回、無理のない範囲で行えばOKです。ただしなによりも大切なのは根本的な解決。鼻づまりに原因があれば体操の効果も得られません。安易な自己判断は避けて、専門医の診察を受けましょう。

  • 監修
    大場 敏彦 先生
    慶友銀座クリニック 院長
    http://www.ginzaclinic.com

※情報は、2017年2月のものです

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