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最新号紹介

January 2017 vol.169 1
働くオンナの救Q箱 冬のかゆみ、寒冷蕁麻疹では?
冬になると毎年出現する蕁麻疹。特に悪いものを
食べたわけでもないのに、同じ場所がかゆくなる。
それ、寒冷蕁麻疹かもしれませんよ!

illustration:Haruka Toshimitsu
text:Chiiko Nozaki

  • Q1.寒冷蕁麻疹って何ですか?

    寒冷蕁麻疹は、その名の通り蕁麻疹の一種。症状が起こるメカニズムは一般的な蕁麻疹と同じですが、原因が異なります。すべての蕁麻疹は、何かしらの刺激で皮膚の真皮にある肥満細胞が刺激され、そこから発生するヒスタミンなどにより、かゆみや発疹が起こります。寒冷蕁麻疹の場合、皮膚が急に冷やされたことで肥満細胞が刺激され、症状が表れるのです。

  • Q2.寒冷蕁麻疹になったらどうすればいいの?

    蕁麻疹は24時間以内に症状が治まるので、我慢できるのであれば、そのまま放置しても特に問題はありません。しかし、脚から腕、顔など、場所を変えて慢性的に症状が出たり、かゆくてついかきむしってしまうという状態ならば、皮膚科で薬を処方してもらった方がいいでしょう。通常は抗ヒスタミン剤の投薬で、かゆみの原因となるヒスタミンの発生を抑制します。また、患部を冷やすという人も多いのですが、寒冷蕁麻疹の場合は逆効果。温めて皮膚への刺激を和らげるのが正解です。

  • Q3.寒冷蕁麻疹を引き起こさないためには?

    温めることが大切です。もし自分が寒冷蕁麻疹であるとわかっているのであれば、症状が出やすい部分に重ね着をしたり、あまり冷たいものを食べないようにするのも効果的です。また、フローリングを素足で歩くのもやめたほうがいいでしょう。家でも素足ではなく靴下やスリッパを履くといった、ちょっとした工夫で症状を出にくくすることができます。また、寒冷蕁麻疹は冬だけではなく夏場の冷房、プールなどで起こることもありますので、一年中注意が必要です。

  • Q4.急激に体温が上がることで起こる蕁麻疹も寒冷蕁麻疹なの?

    Q1でもお話ししたように、蕁麻疹にはいくつか種類があります。冷気に触れることで起こる蕁麻疹は寒冷蕁麻疹。逆に、急激にあたたかくなることで起こる蕁麻疹を温熱蕁麻疹といいます。ただし症状が遅れて出るケースもあるので、寒い場所から暖かい場所に移動して、即症状が出た場合は寒冷蕁麻疹の可能性も。どちらか見極めたいなら、肌の一部に保冷剤などをあてて5分ほど待ってみてください。それで症状が出たら寒冷蕁麻疹です。

  • Q5.蕁麻疹を放っておくとどうなるの?

    蕁麻疹は、放っておいたからといって別の病気になることはありません。基本的に症状は自然と治まります。ただ、原因がこれといって思いつかず、複数の場所にわたって慢性的にかゆみが続くようであれば、皮膚科で受診を。カウンセリングを通じて原因を特定できることも多いので、症状やかき傷が悪化する前に相談してみましょう。女性の場合、蕁麻疹の症状と同じくらい傷痕からの色素沈着に悩む方も多いので、早めの受診がおすすめです。

  • 監修
    服部 英子 先生
    南青山皮膚科 スキンナビクリニック
    理事長・院長
    https://www.skinnaviclinic.jp
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