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December 2009 vol.84 12
[特集]コルクを抜いて天使の祝福を
天使はどこに隠れている!?

結婚式の乾杯やF1のシャンパンファイトなど、人々が幸せや喜びを分かち合う場には、常にシャンパンが寄り添っている。でもなぜ、シャンパンは祝い事や記念日に飲まれることが多いのだろう。ワインアドバイザーの須藤海芳子さんに話を聞いてみた。
「シャンパンは造るのに手間暇のかかる飲み物ですし、見た目や味も含め、高貴な印象を受ける。だから、祝い事にピッタリだと思われるのでしょうね」須藤さんは、基礎知識から食事との相性まで、シャンパンのさまざまな楽しみ方を教えてくれた。

毎日が特別≠ノなるように…

シャンパンとの出合いを求め、フランスワイン専門店の「ラ・ヴィネ」を訪ねた。ここはフランスから直輸入したワインのみを扱っており、その多くは店頭にいるソムリエがフランスで直接買い付けてきたもの。小規模な蔵元のシャンパンも多数、取り揃えている。
「大手メゾンのシャンパンは、安定したおいしさがあります。それに対して、小さな蔵元の場合は、良い意味で裏切られるんです。『こんな味があるの!?』という驚きがあったり、揺さぶられるところがおもしろいですね」そう答えてくれたのは、ソムリエの阿保さんだ。

憧れのシャンパンバーで贅沢な夜を

シャンパンの奥深い世界にさらに一歩踏み込みたいならいろいろな種類を飲み比べられるシャンパン・バーに足を運んでみてはどうだろう。常時360種を取り揃える「ヴィオニス」を訪ねた。
どんな味に出合えるのだろう! とワクワクする半面、シャンパンリストは、眺めているだけで目が回りそう…。マネージャーの武井紀美子さんに、初めてでもリラックスして楽しめるポイントを聞いた。

天使がもたらす甘〜いひととき

甘美な幸福感をまとうシャンパン同様、甘い魔法で私たちを虜にするスイーツ。現在、チョコやケーキなど、甘い物と一緒にシャンパンを飲める店が増えてきている。自宅でだってティータイムならぬシャンパンタイムを楽しみたい。
「繊細な味わいのシャンパンにはパイがよく合います。手軽に作るなら、市販の冷凍パイ生地をそのまま焼いて……」。フードコーディネーターのタカハシユキさんが“おうちシャンパン”を手軽に、おしゃれに楽しむヒントを教えてくれた。

天使と一緒にお出かけしましょ

シャンパンには太陽がよく似合う。昼に飲んでもなぜか後ろめたくない、数少ないお酒だ。気持ちよく晴れた日には、シャンパンと一緒にピクニックを。お散歩気分で、まずは出かけよう!
「やっぱりピクニックにはサンドイッチ。ナッツやドライフルーツ入りのパンに、エビやチーズのサラダやディップをはさめば、シャンパンに合う即席サンドのできあがり!」(タカハシさん)。手ぶらで家を出ても、パンやサラダならお店で買えるから準備いらずだ。

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WEB限定 フォトギャラリー
矢野宗利*写真 photograph by Yano Sori タカハシユキ*スタイリング styling by Takahashi Yuki
今月の表紙
天使とシャンパン。2つのモチーフの“度合い”に気を使いました

12月号の特集は「シャンパンをもっと身近に楽しもう」ということがテーマ。その特集の冒頭では、シャンパンが人々の心を幸福で満たすのは天使の祝福によるもの、とされています。ということで、12月号では特集のナビゲーター役と表紙のキービジュアルとして、天使に活躍してもらうことにしました。

さて、表紙に天使が登場することは早くから決めていましたが、苦労したのが登場の“度合い”。天使をメインにした案から、アイコン程度に抑えた案まで、いくつかの方向性で試行錯誤しました。個人的には「大きな袋を持った天使サンタ」案が気に入っていましたが、最終的に、シャンパン特集であることがきちんと伝わる「シャンパンと祝福の天使たち」案に決定。クリスマス気分を散りばめたキラキラで演出し、天使たちにはサンタの帽子をかぶってもらいました。

designed by 株式会社トンプウ
06年設立。代表・尾崎文彦。
メトロポリターナのほか多数の雑誌、書籍、CD、広告のアートディレクション・デザイン・イラスト制作を手がける。
2009年3月、素材集『シルエットイラスト 人物・小物』を刊行(ワークスコーポレーション)。
http://www.tongpoo.co.jp/

※情報は、2009年12月のものです

サヨナライツカ
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